季節を彩る旬の花 no.010【コダチダリア】

今日までの冷たい雨も止み、お天気は今夜から全国的に回復していくそうです。

皆さま、風邪には気をつけてお過ごし下さいね^ ^

 

こんばんは〜

SNAIL VISION  Nature Healing Trip

野に咲く花を愛する自然ガイド、ツムリンことトモキです♪

 

冬が始まるこの季節。見上げる高さにまで伸び、大きな美しい花を咲かせるコダチダリアが一斉に開花しています。

 

2〜6mにまで背を伸ばし、その堂々とした華やかさから、別名皇帝ダリアも呼ばれるキク科ダリア属のコダチダリア。

メキシコ、中米、コロンビア原産の高地・山地の植物で、日本では観賞用として広く親しまれています。11〜12月に咲く、薄い紫色の大きな花は花弁は8枚、真ん中に黄色い筒状花があります。空き地や道の脇に咲いているものは、きっと心ある方が植えられたのでしょう。多年草なので一度根付けば毎年楽しめます♪

ダリア属の植物は、茎の中に水を蓄える性質があるため、アステカ人は〝水の杖〟を意味する〝acocotli〟と呼び、狩猟のために山中を歩く際の水の補給源として利用していたそうです。

 

コダチダリアはその風貌、存在感から〝冬のひまわり〟と勝手に呼んでいますが、今に花咲く季節の花。いいですね^ ^楽しんで参りましょう♪