マナーを守って楽しい焚き火

日に日に少しづつ寒くなってきています。皆様お変わりありませんか?

これからの季節、アウトドアライフにおいていつも以上に楽しみなのが焚き火です。

でも、『実際にどんな場所で焚き火をしていいのか』ご存知ですか?

 

こんばんは〜

SNAIL VISION  Nature Healing Trip

焚き火好きの自然ガイド、ツムリンことトモキです♪

 

パチパチと木が燃える音、芯まで暖めてくれる熱、湿った木から立ち上る煙、洋服に染み込む煙の匂い、風に吹かれ生きているかのように色がゆらめく熾、、

 

拾い集めてきた薪に火を点けて、仲間たちと囲めば話に花が咲き、ひとりで向き合えば心が洗われるように、焚き火にはなんだか本能をくすぐる独特の場の雰囲気があります。

暖をとるにも料理に勤しむも、何をするにも対峙するのは炎です。

火。それは自然界にある要素のひとつ。すべてを燃やし尽くし、またそこから新たに始まっていきます。

 

そんな大人(よい子のみんなは大人と一緒にあそんでね!)の火遊び、焚き火。

実は〝きまり〟があるんです^ ^

 

焚き火をするにあたり関わってくるのが、軽犯罪法、自然環境保全法、自然・都市公園法、廃棄物処理法、消防法および火災予防条例や各自治体による条例など、〝法律〟があります。が、今回はわかりやすく要点だけをお伝えしようと思います!

 

まず、実は屋外での裸火は、野焼きと同じで基本的には禁止です!その中で、「認められている場所を見つけて行う」というのが前提になります。

◯焚き火の前提のひとつとして有害物質は燃やせません。

◯市街地や住宅地での焚き火は、自治体によってルールが異なる(例えば横浜市は、処分業者ではない個人や団体が「規則に定める有害物質」を燃やさず「著しく」燃やさなければ屋外の燃焼行為OK)ので事前にご確認ください。

私有地や国が定めている国立公園などはNGです。

◯海岸、湖畔、河原では、基本的には常識的で軽微な焚き火であれば問題ないですが、『焚き火禁止』や『火気使用禁止』の看板があるところではいかなる場合でもNGです。また、各自治体によりルールが異なります。

でも、人が来ないような山奥では『火気使用禁止』の看板はありませんが、山火事を起こす可能性があるので、すべての行動は自己責任に基づいて個人が考えてください。リスクのハードルは最も高いといえるでしょう。

 

川には河川法があります。

法律では、川も海と同じで〝国民のもの〟として河原での焚き火は基本的に認められています

しかし、実際には『焚き火禁止』や『火気使用禁止』の場所が多いです。管理者や自治体の条例によって定められているので、事前に「◯◯川河川管理」で検索し、河川の利用条件や禁止事項をご確認ください。

 

と、こんな感じで、場所によって異なっているのが現状ですが、焚き火を行う側も〝良識を持つ〟ことが大事です。好き放題にやりっ放しはアウトドアマンとしてカッコ悪いと思います。自然を愛するジェントルメンで在りましょう!

〝そもそもそこには何もなかった〟のです。焚き火をすることで自然にインパクトを与えてしまうことは事実。

では、どう考えるか?

直火(地面の上)で焚き火をする場合は後片付けが肝心です。遊び終わったら元の状態に戻しましょうね^ ^

『焚き火台』があれば、遊べるフィールドがぐんと広がるのでオススメですよ♪

 

結論は、結局いつも通り「すべては自己責任において遊ぶ」です^ ^

法を犯せば、罪に問われることもお忘れなく!

 

それでは、ハッピー焚き火ライフをお過ごしください♪

「火の用心」とだけ言い残しておきますね〜^ ^