空の青、空の赤

心までもが爽快なスカイブルー。雲ひとつないさわやかな秋晴れの空は、おだやかで心地よい季節ならではの空です。

 

こんばんは〜

SNAIL VISION  Nature Healing Trip

天然系永遠の少年気取りの自然ガイド、ツムリンことトモキです♪

 

「どうしてお空は青いの〜?」

そのうち喋り始める息子(1才5ヶ月)から、そんな質問をされる日が来るんでしょうね^ ^

 

キーワードは(さんらん)

散乱とは散らばり乱れることですが、光や電波などの波が物体に当たり、そこを中心に四方八方に広がっていく現象です。

太陽の光も、空気中の窒素や酸素の分子や微粒子によって散乱されます。

 

太陽の光の色は、波長の長い順に、赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫の7色から成り立っています。虹の色もそうですね。ヨーガでいうところのチャクラの配色も光の7色からきています。

窒素や酸素の分子の小さな粒子に対して、青系の光(波長の短い光)の方が、赤系の光(波長の長い光)より散乱されやすい性質を持っており、昼間、空が青く見えるのは、実はこの散乱した光を見ているからです。

 

夕方の空が赤いのは、太陽の角度〟が関係しています。

大気の層は、平均的に同じ厚みで地球を包んでいます。地上から見ると真上が一番薄く、水平方向が一番厚くなっています。

夕方の太陽の光はななめから入ってくるので、厚みのあるより多くの大気の層を通過することになります。地上に到達するその過程で青系の光はほとんど散乱し尽くし、波長の長い赤系の光だけが残って見えるのです。

 

ちなみに空気がない月では太陽の光は散乱しません。昼間、月面から空を見上げると、黒い空の中に白い太陽が輝いて見えるそうです。

音もない世界。魅力的な未知の世界は、さぞ美しいことでしょうね。。

 

わたしたちの目に映るものの色は、〝光〟と〝物体〟があってはじめて色彩が生まれ、それを視覚的に認識しています。

そんな理屈は、圧倒的な光景や目に留まった一輪の花の前では、何の意味も持たないですね^ ^

目に映る、この世界すべてを愛さずにはいられません。楽しんで参りましょう♪